CAMPAGNOLO

REGGISELLA ‘50s/1

‘50年代と思われる鉄製のシートピラーです。

 

特徴的なヤグラの部分です。

本体部分は後のアルミ製の一体型とは違い、左右、板状になっています。

これは 思うに、1本のパイプの先端を鍛造加工して作られている為ではないでしょうか?

カンパの優れた鍛造技術が すでに この時代に有った事は驚きです。

左が鉄製、右は後のアルミ製です。

ピラー本体に対してヤグラ部分の角度が違うのが解ります。

当時のフレームのスケルトンが伺い知れる部分ではないでしょうか?

この頃のピラーはヤグラ部分とパイプ本体との段差が有りません。

径の異なるパイプで 各サイズを1本1本生産していたのでしょう。

地球マークも細かいディティールの古いタイプです。

バラしてみると後のアルミ製時代の小物とは違う部分が色々有ります。

下の写真の右側の白っぽい小物がアルミ時代の小物です。

本体を上から覗いてみると、奥に木片で栓がしてあります。

構造上、フレーム内に水等が入らない様にした配慮だと思います。

この鉄製ピラーの重量は330gでした。アルミ製のロングが340g、意外と軽量です。

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