CAMPAGNOLO
RECORD 73 PCD144
70年代のクランクです。 PCD151は廃盤?になり、42T仕様のPCD144のみになった様です。 | |
クランクの裏には菱形に数字の刻印が有ります。 菱形は70年代を、数字は西暦の末尾年と言う事らしいです。 この場合は「73年」と言う事ですネ。 しかし、この年式表示は全てのクランク長に刻印されていた訳では無い様です。 所で、この表示刻印、何年頃から有るんでしょうか? 73年表示以前の刻印は見た事が無いです・・・
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以前 書いた事をそのまま・・・ 左側のPCD151のディテールのモデルまではペダルの取り付け部分の幅が狭く、 右側の74年式のPCD144のモデルはペダルの取り付け部分の幅が広く作られてマス・・ 多分、補強のために広くなったんでしょうネ・・・ 幅が広くなった分、それまでよりも面取りを大きくして、見た目のバランスを保っている様デス・・・ 微妙ですが、クランクとアームの付け根の部分も、73年の純PCD144仕様の方が滑らかなアールが付けられ肉付きがヨク?なっています・・・ | |
そのアームの付け根のアールが大きくなった(補強?)事により、アームの溝に違いが出ています・・ 5アームの内、クランクに1番近い「A’」、「B’」に違いが・・・ 左側の旧クランクでは、Aの溝とA’の溝の長さはほぼ同じなんですが、 右側の新クランクでは、Bの溝よりも、B’の溝の方が短い様デス・・・ コレはやはり、先ほどのアームの付け根のアールに関係している様で、アールの分だけ溝は短くなっているのでは無いでしょうか??? | |